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What’s HN Tech?HN Tech

水素精製技術を革新する原動力となったバナジウムの有用性の発見。
ほぼ100%の超高純度水素を安価に安定的に得ることができます。

ハイドロネクストのHN水素精製技術は、バナジウムという金属の膜を採用しています。
水素を含んだ混合ガスから、水素を「原子の状態で」透過させて取り出すため、
理論上100%の純度の水素を精製することが可能です。また、ハイドロネクストでは、
HN水素精製技術を活用したデバイスを開発。安価・静音が特長で、
小型から大型まで幅広い対応が可能です。私たちはHN水素精製技術を通じて、
水素社会の到来を加速する貢献を果たしていきます。

原理Principles

バナジウム膜は、水素原子だけを通す「原子のふるい」。
ひとつの工程だけで極めて純度の高い水素が取り出せます。
HN水素精製技術 原理図

金属膜を使った水素精製技術の場合、水素を含む混合ガスから水素原子が透過し、その後、再び原子同士が結合して水素分子となります。理論上は一工程だけで純度100%の水素を取り出すことが可能で、しかもシンプルな仕組みですからデバイス自体をコンパクトにできます。ただ、この金属膜を用いる技術自体は、じつは新しいものではありません。従来は主に高価で希少なパラジウムが使われ、そのため、コスト高となることが水素普及を阻むハードルとなっていました。ハイドロネクストのHN水素精製技術が革新的なのは、金属膜に安価で埋蔵量の多いバナジウムを採用した点にあります。バナジウムは、水素透過性能がパラジウムの約10倍に及び、コストはパラジウムの約1/1000に過ぎません。水素精製技術の新時代を拓くのは、まちがいなくバナジウムです。

応用範囲Application

家庭の非常用電源、企業・店舗の主電源、
さらにはFCVなどの自動車と応用例は多岐にわたります。

私たちは現在、主に燃料電池を想定し、バナジウム水素透過金属膜を使った水素精製デバイスの開発を進めています。濃度の高低に関わらず、水素を含むガスさえあれば、ほぼ100%の純度の水素を精製できます。身近な家庭用電源装置から企業や工場における発電、FCV(燃料電池車)への搭載など、応用できる範囲は広大です。

HN水素精製技術デバイスの特長

  • 低濃度ガスを含めて多様な水素含有ガスが原料となる。
  • 99.9999%(理論上は100%)の超高純度を実現、燃料電池の長寿命化が可能に。
  • コンパクトサイズで静か。

カセットガスで非常用小型電源

デバイス開発の第1弾は、カセットガスのブタンを改質して水素を取り出し電力源とする災害用非常電源装置です。従来の非常用電源装置は、内燃機関による発電のため、騒音の発生が問題でした。弊社製品は静音性が高く、夜間でも安心して使用できます。

都市ガス・プロパンガスを企業・店舗の主電源に[開発中]

都市ガスやプロパンガスにも水素は含まれているので、改質して中・大型規模の電力として利用することが可能です。主に企業や店舗の業務用電源としての活用が見込まれます。

燃料電池モジュールをFCVなどの自動車に搭載[開発中]

中長期的には車載可能な燃料電池モジュールを開発し、FCV(燃料電池車)への実装をめざします。まずは、農機や建機などの産業車両やゴルフカート、バイクへの搭載を目標にしています。

工場やコンビナートで生まれる水素を地産地消[開発中]

使用済みプラスチックの処理工場で製造される水素、コンビナートの副生ガスから取り出せる水素をその工場やコンビナートが含まれる地域の中で消費することにより、水素サプライチェーンを構築できます。HN水素精製技術は、高濃度化や低コスト性で貢献することが可能です。

  • FCV イメージ
  • コンビナート イメージ

優位性Advantage

超高純度・低コスト、シンプルな構造でコンパクト。
HN水素精製技術を選ぶべき理由は、数多くあります。
HN水素精製技術 比較表

HN水素精製技術に採用されているバナジウムは、水素透過性能に優れている点、埋蔵量の多さからコスト低減を実現できる点が比類のない優位性となっています。従来の主な水素精製技術と比較しても、パラジウム膜に対しては低価格性や精製能力、PSA方式に対しては超高純度や低純度水素の回収能力を含めた回収率、ランニングコストの面で弊社の技術が上回ります。また、シンプルな構造であるため、デバイスの小型化が図れる点も大きな魅力となっています。

ライセンスLicense

HN水素精製技術による水素エネルギーの普及を拡大する、
かつてないビジネス創出の歩みを私たちと始めませんか。

ハイドロネクストは、水素精製デバイスのメーカーにとどまることなく、水素エネルギーの利活用や水素精製技術の社会実装を促進する共同開発、技術提供を積極的に行っていきたいと考えております。現在もさまざまなプロジェクトが進行中です。

コンビナート副生ガス利活用プロジェクト

コンビナートからは水素を含む副生ガスが発生しますが、水素濃度が低く、活用されませんでした。現在、弊社技術の超高純度水素精製能力をベースに、大分県のコンビナート企業とともに副生ガスの実証実験を進めています。FCV(燃料電池車)や家庭用燃料電池での水素利活用をめざしています。

使用済みプラスチックを用いた水素精製プロジェクト

使用済みプラスチックから取り出した水素を原料にアンモニアを製造するプロジェクトに参画しています。従来はPSA方式を採用していましたが、HN水素精製技術に置き換えた場合のコストメリットを算出する実証実験が進んでいます。

産業廃棄物活用プロジェクト

地域で集められるバイオマス資源から水素を精製し、電力として地域内で消費する「水素の地産地消」をめざしています。HN水素精製技術の場合、従来のガス化技術とは異なり、タールや灰の排出、運転が不安定などの心配がありません。日本国内にとどまらず、発展途上国での活用も期待できます。

使用済みプラスチック イメージ

導入実績

地熱を利用し水素を製造する実証プラント

2022年夏に大分県九重町にて完成予定の環境省・清水建設様の共同プロジェクトにHN水素精製技術が採用されました。5年後の商用化を目指し、事業パートナーとしても参画いたします。

MOVIE

  • 水素透過イメージ

    弊社の水素透過技術をイメージ化した動画です。水素含有の混合ガスから、どのようにして水素のみを取り出すのか、わかりやすくご説明しています。

  • ガス混合装置

    弊社製品であるガス混合装置のナレーション付き動画です。ガス混合装置の構造や操作方法をわかりやすくご説明しています。